身体機能の回復を図るために
治療・援助する理学療法士の育成
学科紹介
理学療法士(Physical Therapist)は、病気やケガなどにより、身体に何らかの障がいがある方や身体機能が低下した方に対して、基本的な動作能力の回復を図るために治療・援助を行う専門職です。治療には大きく2つあり、電気刺激・温熱光線・マッサージなどにより疼痛の緩和や循環の改善、リラクゼーションを行う物理療法と、治療体操・日常生活機能訓練・運動療法などの身体運動を通じて身体の諸機能の改善・維持を図る運動療法がありますが、近年では内科的治療を要する病気の管理やスポーツ整形といった分野にも導入され、理学療法士の役割は年々高まっています。
本学科では“人を支える心を学ぶ”をベースにコミュニケーション能力を育みながら、医学知識や身体の仕組み・運動機能についての基礎的学習から、様々な物理療法・運動療法などの専門知識・技術を体系的に修得していきます。
修業年限 | 3年(昼間) |
---|---|
定員 | 40名(男・女) |
取得資格 |
本学院を卒業すると「専門士」の称号が付与されます。 |
北リハ理学療法学科の学びのポイント
- 学生一人ひとりに熱意あふれる指導を行う教師陣
-
教員全員の胸にあるのは、リハビリテーションの現場でキャリアを積んできた中で得たものすべてを学生に伝えたいという強い思い。担任制、少人数ゼミなど個別で学べる教育体制を整えています。
- 授業の理解をより深めるためPTセミナーを開催
-
1年次に単位外のPTセミナーを開催しています。解剖学や生理学、運動学などの授業の入門編として、授業内容をより理解するための初歩的知識を分かりやすく指導していきます。
- "人を支える心を学ぶ"ことを重点とした教育内容
-
EBM(evidence-based-medicine=根拠に基づいた医療)の大切さを学ぶと同時に、各講義にグループ学習を豊富に取り入れ、相手の立場と心を理解し、行動できる理学療法士の養成を目指します。
- 個別課題で個人の実力アップもサポート
-
協力してひとつのテーマをまとめ上げる力を身につけるグループ学習に加え、個人の学力に合わせた個別の課題を出し、一人ひとりのさらなる実力アップも効果的に行っていきます。
学生の声
充実のカリキュラム
(令和3年度)
-
理学療法評価学
-
治療するためにはまず検査が必要です。授業では検査の意義や方法を学びます。
-
義肢装具学
-
障害によって適応・種類が異なる義足や装具に関する知識を学びます。
-
運動療法
-
身体機能を高めるための効果的な運動の方法・理論を学びます。
-
内部疾患理学療法
-
生命維持に必要な呼吸・循環機能を学び、理学療法へと展開していきます。
-
物理療法
-
物理的なエネルギーによる生体への反応や機器の操作方法を学びます。
-
脳血管障害理学療法
-
授業や演習を通して障害像をしっかりと把握し、理学療法へと結びつけていきます。
- 一般教育訓練給付制度
-
一般教育訓練給付制度の指定講座です。
【講座番号:40258-111001-0】理学療法学科は「一般教育訓練給付制度」の指定講座です。
詳しくは厚生労働省「一般教育訓練給付金について」をご覧ください。